今日(5/27)は土曜日ですが、出勤して当園美術教室講師の小島先生から子どもの絵の見方・指導法の研修です。
色々なケースの絵を題材にレクチャーしてもらいます。
子どもの絵には、発達の段階から分けられる時期があり、個人差が多々あります。早く具体的なものが描ければよいというわけではありません。また大人から見て上手い絵を模写させることや、まして描いたものを、間違っていると言って描き直させるということは言語同断です。
描いた絵を見て「上手!」と褒めるのは良いようですが、その後大人に「上手」と言われる事を第一に描くようになってしまうというデメリットがあります。子どもの絵は発散の行動も兼ねています。日々の感情が出ないままにしてしまうと、後々大きな問題にもなりかねません。この日は、専門家に見て欲しい絵も教諭が持って来ましたが、絵だけを見てその子の性格などをほぼ言い当てられたのには驚きました。さすが、東京芸大大学院で学ばれた先生です。